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zoom RSS 13年前、新宿にマンションを買った経緯

<<   作成日時 : 2017/03/23 10:51   >>

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サラリーマンであること自体、ローリスク・ローリターン。

50歳になるまで、サラリーマンだったので、人生のほとんどが

ローリスク・ローリターン(安全だけど見返りは少ない)だったといえます。


社会人になったのは、バブル華やかな頃。

平成元年です。

就職先は銀行。

その頃は、景気が最高潮。

行員の福利厚生も充実していました。

38歳まで、会社の寮に住んでいました。

入社した時は、家賃(寮費)は、4,000円くらいでした。

それからバブルが崩壊。

公的資金(税金)が投入されることになり、

まず批判となったのは、

銀行員の給与が高すぎるだの

福利厚生が厚すぎるだの。

銀行に入ったばかりはさほど給与が高くなかったのですが、

確かに寮費は安すぎでした。

それでも2年〜4年くらいの周期で転勤があり、寮に入らないことには

仕事にならないので、徐々に寮費は高くなってきましたが、

ずっと寮生活を続けていました。

30代後半、寮費は4万円代。

それでも特段問題なかったので、

ずっと住み続けていました。


ところが、問題が発生。

会社は突如、寮の定年制度を導入したのです。

「40歳になったら、寮から出て行ってもらう。」

こちらとしては、会社の言いなりに転勤しているのに

それに伴う住むところを提供しないのはひどい話しです。


あまりにも無頓着過ぎかもしれませんが、

寮の定年制度は知ってはいたのですが、

38歳の春、本店(東京都港区)に転勤した時、

部長との面接で「40歳になったら住むところ、どうするの?」

と聞かれ、寮の定年制度が自分の身に降りかかるんだと気づきました。


それを知ってしまうと非常に気になります。

「うーん。どうしよう。」という毎日。

あと1年半で寮を出ていかなければなりません。


家を借りて住む場合、家賃がかかります。

郊外で借りれば安いですが、

郊外からの通勤は大変。

毎日が地獄になります。

かと言って、都心で借りると家賃負担は大きい。

生活を圧迫するのは間違いなし。


そこで思いついたのは、小さくてもいいので、

マンションを購入するというアイデア。


小さければ、価格も安いし、

キャッシュでも買える水準なら理想的。

維持費もさほどかかりません。


それが東京の中心街にあれば通勤も楽になります。

地方に転勤になったとしても東京に拠点があれば、

とても便利ですし、投資用資産としても有効です。

まさにいいことずくめ。

そして、この理想となるような物件を探すことにしました。


探せばあるもんです。

インターネットで「ピン」とくる物件がありました。

場所は新宿四谷。

東京の中心。

価格は破格的に安い。

ただし、空き家で夜逃げに近い状態、ガラクタ満載。

不動産登記簿謄本を見ると整理回収機構が

2,000万円の確定済根抵当権を付けています。


これは・・・ひょっとして。

前任の仙台支店で債権管理の仕事をしていたこともあり、

話しを有利にすすめることができると確信しました。


どうゆうことかと言うと、

銀行は金融当局から不良債権処理をすすめるよう指示され、

不動産を投げ売りしているのです。


早速、38歳の夏(2004年夏)に不動産屋に会い、購入希望を伝えました。

不動産屋と現地を実地調査と内覧。

立地は新宿区四谷で非常に便利、理想そのもの。

売り出し物件は最上階で眺望も良好。


先方は整理回収機構と抵当権解除の打ち合わせで手こずっていた模様。

でも、絶対売ってくれるとわかっていたので辛抱強く待ちました。


待っている間に、マンションの全面リフォームを画策。

ガラクタ満載ボロマンションから快適新築マンション化計画。

マンションの価格が安いので、ある程度おカネ掛けても大丈夫。


全面リフォームは、今で言うマンションのリノベーションです。

当時はリノベーションという言葉は使っていなかったですね。

2,3社の内装工事業者に見積もりをとって、業者を選定。

内装の図面は自分で作成しました。


購入意思を示してから3ヶ月ほど経って、

ようやく2004年10月14日、そのマンションの引き渡しを受け、

その日のうちに、内装工事業者に工事を着手してもらいました。


折しも会社側が当時住んでいた寮(江戸川区)を売却するということで、

違う寮(埼玉県志木市)に移ってくれとの通達があり・・・。


内装工事が間に合うかギリギリ。

内装工事には1ヶ月程度かかるスリリングな展開。

なんとか、内装工事も完了し、埼玉県に移動することなく、

購入した新宿マンションへ11月に転居することができました。

ラッキーなことに引越し代も寮移転のタイミングと

一致したので会社負担でした。


新宿のマンションはキャッシュで買えたので

その後の生活はとても楽になりました。

もちろん内装工事費用もキャッシュです。

マンション購入費用と内装工事費用の合計は

手元保有預貯金の半分くらいで済みました。

わずかずつですが、預金しておいてよかったです。


寮に住んでいるより、生活費はかかりません。

単純に考えても、寮費4万円に比べ、マンション管理費1万円で

月に3万円浮きます。

通勤も都営大江戸線「国立競技場」から「赤羽橋」まで一本。

10分弱、乗るだけ。


時間もおカネも・・・とても楽ちん。

ローリスク・ローリターンの身としては理想的でした。


そして確実に言えることは、

この新宿のマンションの購入がなければ、

マンション購入1年数ヶ月後の

山小屋建築も

50歳での引退も

なかったのです。


生活に余裕が生まれると同時に

気分も自由に。

一気に独立独歩の機運が

上昇しました。

「会社に依存しなくても生きていける」

新宿四谷のマンション購入は

自分にとって大きなターニングポイントとなったのです。

画像新宿マンションの登記簿謄本の一部(乙区抜粋)
2,000万円の根抵当権が平成14年6月に整理回収機構に債権譲渡され根抵当権は確定。
こうゆう物件は投げ売りされるケースが多い。
ちなみに平成16年10月14日(2004年)に自分が購入した日付で確定済根抵当権(抵当権)は当然に解除されている。

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